EOS7Dは、10月2日発売でカメラ量販店の店頭では「IMAGE MONSTER」のキャッチフレーズでPOP広告が出ていました。
風景撮影していて一番気になるのが被写体の欠けです。
自宅に帰って写りを見たとき「あれちょっと欠けている」というカットがあったときが特に「もう少し引いたものも撮っておけばよかった」と後悔してしまいます。
EOS7Dが発表された時は、「50Dと5DMarkU」があるから「興味無い」と思っていたのですが、最近普通に撮るときは5DMArkU、望遠は50Dと使いわけるようになり特に50Dのファインダーの見ずらさ、視野の欠けが気になり7Dの興味が増してゆきました。
いろいろ調べてゆくうち50D→7Dの決断をしたわけです。
結果、11月13日に7Dボディを買い替えしてしまいました。

キヤノンのEOS7Dは、「ハイアマチュア向け」という記事を多く見ますが撮影の腕はともかく「今よりも良い写真を撮りたい」と思っている人にはお勧めの機種ではないでしょうか。
キヤノンでは50Dもまだ現役機種であり7Dとの住み分けはどうするのでしょうねぇ。
7Dは、APC−S機でフルサイズと比較すると撮影距離が1.6倍(ニコンのAPS−Cは1.5倍だそうですが)になります。
つまり、100mmの撮影でフルサイズ機に換算すると160mmになるわけです。
よく、フルサイズ機を使用している人はテレコンバーターを使用して距離を稼ぐ人がいますがテレコンバーターですと絞りで1段から2段も暗くなります。
その点、APS−C機は、絞りが暗くならず距離が稼げますので望遠撮影にはもってこいです。
視野率100%のファインダーも風景写真に効果を発揮してくれそうです。
50Dとの大きな違いの一つとして「防塵防滴構造」があります。
風景撮影は、野外撮影ですからどうしてもホコリ、雨(雪)にあたります。
「防塵防滴構造」の強化は使用に際しありがたい機能の一つです。
他に風景撮影でありがたい機能として「インテリジェントビューファインダー」「電子水準器」があります。
「インテリジェントビューファインダー」は、Nikonなどでは昔から搭載されている機能で、ファインダー内に「グリッド」を表示させる機能が初めて乗りました。
これによりフォーカシングスクリーンを交換することなくファインダー内にグリッドラインが表示でき撮影時の黄金比率や傾きが簡単にわかります。
ファンクションの設定で表示/非表示が選択できますので被写体により瞬時に「グリッド」表示の切り替えができます。
「電子水準器」は、ファインダー内とライブビュー時の両方に表示可能で手持ち撮影時の傾斜補正が簡単になります。
帰ってから撮影結果を見て「傾いている」なんて失敗は極力減ることでしょう。
後は、ファインダー内のAFセンサーが50Dの9点から19点に増えましたのでピント精度があがると思います。
50Dのときは「シャッター半押しで9点AFのうちどれかに合わせてからカメラをずらして構図を決める」といった行為が多かったのですがこれからは大幅に減るでしょうねぇ。
今日、明日は天気が良くないので来週撮影で使用する予定です。
使用感はまた掲載しますので好ご期待!!
posted by 北のキヤノネット at 09:20|
撮影機材カメラ